「固定費で一番、削りやすいのが通信費」。本記事は、40代サラリーマンの我が家が大手キャリア(MNO)から格安SIM(MVNO)へ見直しし、年間約14万円の支出をカットできた手順と実測、そして読者のご家庭でもすぐ再現できるシミュレーションをまとめた保存版です。
数字はすべてモデルケースとして再現手順とセットで提示。家族構成や通話有無に合わせて、そのまま置換できるテンプレも付けました。
要点サマリー(現在の支出 → 乗換後 → 年間差額)
- 現状(MNO 4人家族・通話あり・合計20GB):月額 20,300円(年間 243,600円)
- 乗換後(MVNO 4人家族・通話5分定額×2・合計20GB):月額 8,400円(年間 100,800円)
- 年間差額:142,800円(約14万円)の固定費を恒久削減
- 手順:MNP予約 → 申込 → 開通 → APN設定(15〜30分/人の作業で完了)
以下では、我が家の明細(マスク済)→プラン比較シミュ→乗換手順→失敗しないコツの順で解説します。
我が家の通信費ビフォー(端末/回線/オプション内訳)
見直し前は大手キャリアで以下の構成でした(合計4回線)。
| 項目 | 父(筆者) | 母 | 子① | 子② | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 基本プラン(5G/4G) | 7,480円 | 5,980円 | 3,980円 | 3,980円 | 21,420円 |
| 家族割/セット割・各種割引 | -1,100円 | -1,100円 | -550円 | -550円 | -3,300円 |
| 通話オプション | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 0円 | 2,200円 |
| 端末分割(平均) | 1,980円 | 1,480円 | 0円 | 0円 | 3,460円 |
| サブスクリプション/コンテンツ | 220円 | 220円 | 0円 | 0円 | 440円 |
| 合計(月) | 約20,300円 | ||||
月2万円超えが当たり前でした。特に通話オプションと端末分割が重し。次章でMVNOへ移すだけでどれだけ下がるかを、パターン別に可視化します。
プラン比較シミュ(MNO → MVNO)
次の3パターンで、現状→乗換後→差額を試算。単価は2025年時点の相場感に合わせたモデル料金で、各社のキャンペーンや細かな割引はあえて加味していません。読者の方は、表の「月額」セルだけ実料金に置換してお使いください。
データ量×家族人数×通話有無で3パターン
① 個人(データ5GB/通話なし)
| 区分 | 月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 現状(MNO) | 7,100円 | 85,200円 |
| 乗換後(MVNO) | 990円 | 11,880円 |
| 差額 | -6,110円 | -73,320円 |
② 夫婦(合計10GB/通話5分定額×1)
| 区分 | 月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 現状(MNO) | 14,200円 | 170,400円 |
| 乗換後(MVNO) | 3,180円(例:5GB×2+通話5分×1) | 38,160円 |
| 差額 | -11,020円 | -132,240円 |
③ 4人家族(合計20GB/通話5分定額×2)
| 区分 | 月額 | 年間 |
|---|---|---|
| 現状(MNO) | 20,300円 | 243,600円 |
| 乗換後(MVNO) | 8,400円 | 100,800円 |
| 差額 | -11,900円 | -142,800円 |
ポイント:
・データ量は「家族全員の実消費」に合わせる。足りない月だけ追加購入でもトータル安いケースが多い。
・通話は5分/10分定額などのオプションを必要人数だけに付与。全員かけ放題は割高になりがち。
・端末は今の機種を継続利用(SIMフリー化)がコスパ最強。買い替えはバッテリー劣化やカメラ需要が出た月に。
乗り換え手順(MNP → 開通 → APN)
- MNP予約番号を取得
いま使っているキャリアのマイページ/コールセンターで発行。
有効期限は通常15日間。申込〜開通まで一気に進めるのがコツ。
制度の詳細は:総務省 ナンバーポータビリティ制度 - 格安SIMに申込(eSIM/物理SIMを選択)
eSIM対応端末なら配送待ち不要で即日開通が可能。家族分を同時申込する場合は、本人確認書類を事前にスキャンしておくとスムーズ。 - 回線切替(開通手続き)
事業者のマイページで「開通」を実行。
これ以降、旧SIMは使えません(通話・SMS不可)。 - APN設定(数分)
iPhone:設定 → モバイル通信 → モバイル通信プラン → APN/プロファイルを事業者案内どおりに設定。
Android:設定 → 回線/モバイルネットワーク → APN → 事業者案内どおりに追加/選択。
※各社のAPN値は申込後の案内メール/マイページ参照。端末再起動を忘れずに。 - 通話アプリ/留守電設定・動作確認
専用通話アプリが推奨のMVNOは、必ずアプリ経由で発信して通話料を最適化。留守電や迷惑電話対策もこのタイミングで。
よくある失敗(家族のギガ不足/かけ放題/端末割賦)
- ① データ容量が足りず追加課金 → 月末に割高化
- 家族の利用実態を1〜2か月は観察。足りない月だけ追加or一時的に上位容量へスライドする運用が最安。
MVNOは容量/プランの柔軟性が高いので、翌月からサクッと変更できる会社を選ぶ。 - ② 全員に「かけ放題」を付けてしまう
- 電話が多い人だけに5分/10分定額を付けるのがセオリー。
家族の通話時間は、マイページの利用明細で直近3か月平均を確認→必要人数だけ付与。 - ③ 端末残債とSIMロックで詰まる
- 分割中の端末でもSIMロック解除後なら基本は問題なし(要条件)。残債はそのまま支払い続ければOK。
乗換前に「設定 → 情報」で対応バンド/VoLTE/eSIM対応を確認しておくとトラブル減。 - ④ キャリアメール問題(◯◯.ne.jp等)
- 重要サービスの連絡先をGmailなどに移行。どうしても必要なら各社の「キャリアメール持ち運び」も検討(有料の場合あり)。
- ⑤ 店舗サポート前提で選んで割高化
- 初月だけオンライン完結→以後はほぼ触らない固定費。動画マニュアルやチャットサポートが充実した会社を優先。
まとめ&次にやること(申込前チェックリスト)
- ✅ 現在の月額・年間額(家族全員)を把握した
- ✅ 家族ごとの必要データ量(最低限)と通話の有無を決めた
- ✅ 端末のSIMロック解除/対応バンド/eSIMを確認した
- ✅ MNP予約番号の有効期限(通常15日)内に一気に進める段取りを組んだ
- ✅ 支払い方法(クレカ/口座)と本人確認書類の画像化を済ませた
ここまで準備できれば、乗換自体は1人15〜30分で終わります。月2万円前後の通信費が1万円未満まで落ちると、年間10万円超のキャッシュがほぼ自動で浮きます。
年間節約額のシミュ表(コピペ編集用)
| 家族パターン | 現:月額 | 後:月額 | 月差額 | 年間差額 |
|---|---|---|---|---|
| 個人(5GB/通話なし) | 7,100 | 990 | -6,110 | -73,320 |
| 夫婦(10GB/通話5分×1) | 14,200 | 3,180 | -11,020 | -132,240 |
| 4人(20GB/通話5分×2) | 20,300 | 8,400 | -11,900 | -142,800 |
3家族パターン(個人/夫婦/4人)テンプレ
▼ テンプレ(本文用)
【個人(5GB/通話なし)】 現:7,100円 → 後:990円 → 年間差額 -73,320円 【夫婦(10GB/通話5分×1)】 現:14,200円 → 後:3,180円 → 年間差額 -132,240円 【4人(20GB/通話5分×2)】 現:20,300円 → 後:8,400円 → 年間差額 -142,800円
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参考・出典(一次情報)
- 通信費平均の参考:総務省「家計調査」
- 携帯電話番号ポータビリティ(MNP)制度:総務省「ナンバーポータビリティ制度」
まとめ:格安SIMは家計の「勝ちパターン」。今月、固定費を終わらせる
格安SIMの肝は、家族の実利用に合わせて「必要最低限」に最適化するだけ。やることはMNP予約→申込→開通→APNの4ステップ、1人30分かからない。これで年間10〜15万円の固定費が自動で浮き、家計の体質が一段階変わります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の投資・契約の勧誘ではありません。ご契約条件や料金は各社の最新情報をご確認ください。


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