はじめに|給与は“総額”より“構造”が大切
前回までに公開した家計簿・NISA記事へのアクセスが好調でした。今回は2025年4月の給与明細を公開し、支給総額・控除・手取りの「構造」を丸裸にします。特に、残業20時間でどれくらい手取りが増えるのか、社会保険や持株会がどれほど手取りを圧迫するのかに注目してください。
2025年4月の給与サマリー
| 項目 | 金額 (円) |
|---|---|
| 支給総額 | 592,301 |
| 控除額合計 | 338,482 |
| 差引支給額(手取り) | 253,819 |
控除率は57.2%と、総額の半分以上が天引きされています。
支給項目の詳細と構成比
| 支給項目 | 金額 (円) |
|---|---|
| 本加給(基本給) | 453,950 |
| 育児・介護手当 | 40,000 |
| 住宅手当 | 11,600 |
| 通勤手当 | 10,179 |
| リモートワーク手当 | 250 |
| 残業手当 | 76,322 |


基本給が4 53,950円で全体の77%、残業手当は76,322円で13%を占める4月の支給内訳
基本給が大きい一方で、残業手当は総支給の13%(76,322円)。残業時間は20.3h、時給換算で約3,760円でした。
勤務実績の振り返り
- 総出勤日数:20日(半休1回含む)
- 残業:20.3h(うち法定外20h)
- リモートワーク:1日のみ
- 現物課税:出張課税なし、持株奨励金10,000円
半休1回を除き出勤20日。リモートワークは1日だけで、ほぼフル出社です。
控除項目の内訳と痛みポイント
| 控除項目 | 金額 (円) |
|---|---|
| 社会保険料(健康+厚生年金+介護) | 82,134 |
| 税金(所得税+住民税) | 83,330 |
| 持株会 | 100,000 |
| 保険関連(ファミリー医療+損害保険) | 29,200 |
| 福利厚生(組合費+互助会+特別見舞金) | 22,780 |
| 食事代+購買代金 | 9,780 |
| その他積立 | 11,258 |


社会保険+税金で165,464円、持株会が100,000円と控除の約3割を占める4月の控除内訳
社会保険+税金で165,464円。さらに持株会10万円が手取りを圧迫。福利厚生費の22,780円も地味に重い負担です。
残業時間と手取り増の検証
残業20.3h → 残業手当76,322円 → 手取り増は76,322円 × (1-控除率57.2%) ≒ 約32,700円。
時給換算で約1,611円の実質手取り。時間単価の観点では副業や自己研鑽の方が魅力的に映ります。
3月給与との比較
- 支給総額:-131,541円(残業25h→20hで減額)
- 控除額:-23,730円(持株会は同額、税金が減少)
- 手取り:-107,811円
残業減少がそのまま手取り減に直結。時間=お金の収入構造が改めて浮き彫りになりました。
課題と次月アクション
- 残業依存の手取り構造見直し → 副業収入の柱を育成
- 持株会比率の抑制 → 上限25%ルールを適用予定
- 福利厚生費削減 → 不要オプションを人事に確認
- 現物課税のチェック → 持株奨励金は非課税枠を超えないよう注意
まとめ|給与明細は“家計の健康診断書”
総支給59.2万円に対し手取り25.3万円。控除率57%という数字に驚いた方も多いのではないでしょうか。とはいえ社会保険や税金は必要経費。いかに「可処分所得を増やす仕組み」を作るかが今後の課題です。来月以降も給与明細を公開しつつ、残業依存から脱却するロードマップを共有します。
※本記事は筆者個人の給与実績であり、制度・控除額は企業や個人の条件により異なります。


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