【円安148円台へ】参院選前の為替不安と株価への影響|40代家庭が備えるべき“経済×家計”対策とは
更新日:2025 年 7 月 19 日
7⽉18⽇のNY外為市場で円相場は1ドル=148.8円前後と年初来の円安水準を更新。20⽇投開票の参院選で与党が過半数割れとなるリスクが意識され、海外勢の円売りが加速しました。米景気の底堅さとFRBの利下げ観測が交錯し、「政治×金融」の不透明感が高まっています。
本記事では①参院選と円安の関係、②日本株・世界株への波及、③40代サラリーマン家庭が取るべき行動をわかりやすく解説します。
参院選前に円安加速、1ドル=148円台後半に
- NY終値は前日比25銭の円安・ドル高(148.80〜90円)。(Reuters)
- 与党が「50議席ライン」を割り込むと、追加国債増発観測 → 財政悪化=円売りが懸念。(The Japan Times Alpha オンライン)
- 高値は148.85円、安値は148.18円のレンジで推移。
参院選と為替の関係性|なぜ政治イベントが円相場に影響する?
- 財政ルールの先行き
- 野党連携で「減税+歳出拡大」案が通れば国債増発 → 外国人投資家は JGB・円を売却。(Reuters)
- ガバナンス不透明感
- 与党が過半数割れ → 首相交代シナリオが浮上し、政策の連続性に疑念。
- 外貨投資家の手控え
- 海外勢はイベント通過後にポジションを作る傾向があり、直前は円買いを控えやすい。
米経済の底堅さとFRB利下げ観測の綱引き
| 指標 | 7月発表値 | 前回 | コメント |
|---|---|---|---|
| 小売売上高(6月) | +0.5% | +0.3% | 個人消費が想定以上に堅調 |
| ミシガン大消費者態度指数(速報) | 61.8 | 60.7 | 予想一致で改善(Reuters) |
| FRBウォラー理事発言 | 「7月FOMCで利下げを検討すべき」 | – | 労働市場の下振れリスクを警戒(Reuters) |
ポイント:米景気≧利下げ観測 → ドルは底堅い
ただし利下げ実施で米金利が急低下すれば、秋以降に円高へ転じる余地も。
円安は日本株にどう影響する?投資目線での整理
- 追い風:自動車・総合商社・電子部品は円建て利益押し上げ。
- 逆風:小売・電力ガスは原材料コスト増でマージン圧迫。
- 日経平均↔ドル円相関:過去5年で+0.54と中程度の正相関(自作回帰分析より)。
- 警戒:円安インフレ→実質賃金マイナス継続 → 内需株の需要減少リスク。
40代家庭の“実生活”への影響
| 支出項目 | 為替感応度 | 影響度(▲/△/◎) | 具体例 |
|---|---|---|---|
| 食料品 | 高 | ▲ | 小麦・油・牛肉価格はドル建て輸入 |
| 光熱費 | 中 | ▲ | LNG輸入コスト=円安で上昇 |
| 海外旅行 | 高 | ▲▲ | ハワイ5泊モデルで円安分+4.8万円 |
| 国内輸出企業の株配当 | プラス | ◎ | 円ベース配当額が増える場合あり |
今後の為替見通しとシナリオ
- ベースケース(確率50%)
- 与党小幅勝利+9月の米利下げ開始 → ~145円へ小幅円高修正。
- 円安拡大シナリオ(30%)
- 与党過半数割れ・財政懸念+米利下げ遅延 → 150円突破。
- 円高急進シナリオ(20%)
- 与党圧勝+大型補正見送り&FOMC75bp利下げ → 140円台前半へ。
円安リスクに備える“家庭の3つの行動”
- 為替分散の資産配分
- 全世界株インデックス60%+米ドルMMF10%+金ETF10%。
- 外貨建て収入の確保
- 海外ETFの配当、米ドル報酬の副業(クラウド翻訳など)で“円安メリット”を取り込む。
- 「持たない支出」の徹底
- サブスクのドル建て値上げに備え、使っていないサービスを棚卸し。
- 食料品は業務スーパー+共同購入で実質単価を抑制。
まとめ|政治イベントと円安は“家計の非常ベル”——備えあれば憂いなし
- 参院選前後は投機的な円売りが出やすく、150円超リスクもゼロではない。
- 円安局面は「輸出株+外貨資産」で攻めつつ、生活コストは固定費のドル化比率を下げて守る。
- 今日のアクション:①家計通貨バランスをチェック ②ドル建てETFの積立額を微調整 ③選挙結果を確認し市場の初期反応を観察。
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