この記事のポイント(3行まとめ)
- iDeCoは “自分でつくる年金” で、掛金が全額所得控除になる最強の節税制度。
- NISAは引き出し自由で資産形成の“万能枠”。両制度の違いと使い分けを図解で解説。
- 40代サラリーマンが月2万円を20年積み立てると、iDeCoなら約130万円多く手元に残るシミュレーションを公開。
この記事を書いた人
- 40代サラリーマン。家計簿と給与明細をブログで毎月公開
- 企業型DC+iDeCo+新NISAのフル活用で資産1,000万円突破
- FP2級 / 投資歴15年
目次
- iDeCo(イデコ)とは?ざっくり理解しよう
- iDeCoがよくわからない人へ|超シンプル解説
- iDeCoとNISAの違いを徹底比較
- iDeCoはやったほうがいい?40代の結論
- どれだけ得する?シミュレーション公開
- iDeCoを始める5ステップ
- よくある質問Q&A
- まとめ|iDeCoは“知らないと損する制度”
iDeCoとは?ざっくり理解しよう
正式名称と制度の目的
iDeCo(イデコ)は 個人型確定拠出年金(Individual-type Defined Contribution pension plan) の略。公的年金に “プラスα” する 自分年金 をつくる制度です。用語解説はコチラ
- 掛金は 全額所得控除 ⇒ 所得税・住民税が毎年戻る
- 運用益は 非課税 ⇒ 雪だるま式に資産が増える
- 受け取り時も 退職所得控除 or 公的年金等控除 が使える
✅ トリプルで税金が優遇 されるのがiDeCo最大の強み!
どんな人が加入できる?
| 第○号被保険者 | 主な職業 | 月額上限 |
|---|---|---|
| 第1号 | 自営業・フリーランス | 68,000円 |
| 第2号 | 会社員・公務員 | 23,000円※ |
| 第3号 | 専業主婦(夫) | 23,000円 |
※企業型DCに加入している場合は 20,000円 上限に下がるので注意。
iDeCoの基本ルール
- 掛金を毎月拠出(年1回変更OK)
- 60歳まで原則引き出し不可 … 強制貯金と割り切ろう!
- 投資信託・定期預金など 自分で商品を選ぶ
iDeCoがよくわからない人へ|超シンプル解説
ひとことで言うと 「節税しながら老後資金を強制的に積み立てる仕組み」。
メリット3つ
- 節税:掛金が全額所得控除で現金が戻る(年末調整・確定申告)
- 資産形成:運用益が非課税=福利効果が最大化
- 強制貯蓄:60歳まで引き出せず散財防止
デメリット3つ
- 流動性が低い:急な出費に対応できない
- 運用リスク:元本保証ではない(定期預金商品も選択可)
- 手数料:国の最低手数料171円/月+運営管理手数料(金融機関で0円~)
🔺 ここが迷いどころ! だからこそ「手数料が安く」「商品ラインナップ豊富」なネット証券を選ぶことが重要。
iDeCoとNISAの違いを徹底比較
| 比較項目 | iDeCo | 新NISA (つみたて枠+成長投資枠) |
|---|---|---|
| 目的 | 老後資金 | 資産形成(用途自由) |
| 掛金上限 | 月2.3万円(会社員) | 年360万円(合計枠) |
| 税制メリット① | 掛金が所得控除 | なし |
| 税制メリット② | 運用益非課税 | 運用益非課税 |
| 引き出し | 60歳以降 | いつでもOK |
| 流動性 | 低い | 高い |
結論: “節税×老後確保” が iDeCo、“自由度×資産拡大” が NISA。 両方併用 がベスト!
参考:国税庁 所得控除一覧
iDeCoはやったほうがいい?40代の結論
向いている人
- 毎月の家計に余裕がある
- 住宅ローン・教育費ピークを過ぎつつある
- 老後資金をしっかり確保したい
やらないほうがいいケース
- 目先の生活費がギリギリ
- 5年以内にまとまった資金が必要
- 企業年金(DB)+企業型DC+退職金が超充実
どれだけ得する?シミュレーション公開
前提条件
- 年齢:40歳/積立期間:20年/利回り:3%
- 月額掛金:iDeCo=2万円、NISA=2万円
- 税率:所得税10%+住民税10%=20%
| 項目 | iDeCo | つみたてNISA |
|---|---|---|
| 元本 | 480万円 | 480万円 |
| 運用益 | 約154万円 | 約154万円 |
| 所得控除の節税額 | 約96万円 | 0円 |
| 最終手取り額 | 約730万円 | 約634万円 |
出典シミュレーション:金融庁「資産運用シミュレーター」+筆者試算
約96万円 の節税効果が 丸ごと上乗せ されるため、iDeCoのほうが 約15%多い結果。なお、実際の節税額は年収・掛金で変動します。
iDeCoを始める5ステップ
- 勤務先に確認:企業型DC併用可否と掛金上限をチェック
- 金融機関を選ぶ:手数料&商品で比較 → SBI証券・楽天証券が鉄板
- 申込書を提出:ネット申込→「事業主証明書」を会社から回収
- 商品を選定:eMAXIS Slim 全世界株式など低コストインデックスが王道
- 積立開始:1~2か月でスタート。年1回掛金を見直せる
よくある質問Q&A
Q1:60歳まで本当に引き出せない?
A:原則不可。ただし障害状態になった場合など一部例外あり。
Q2:途中で掛金を減らせる?
A:年1回変更可能。家計状況に合わせて増減OK。
Q3:元本割れが不安…
A:定期預金100%でも可。ただし利回りは低いので“時間+分散” 投資がおすすめ。
Q4:企業型DC+iDeCo+NISAすべてやるのはアリ?
A:掛金が無理のない範囲ならベスト。税制優遇をフル活用しよう。
まとめ|iDeCoは“知らないと損する制度”
- iDeCo=節税×年金づくり、NISA=自由度×資産拡大
- 40代からでも 節税+複利効果で約100万円以上の差 が出る
- まずは1万円からでもOK。今日の行動が20年後の安心につながる
📢 次のアクション:
- 家計簿で “月1万円の余力” があるか確認
- SBI証券 or 楽天証券で無料シミュレーション
- 年末調整で節税メリットを実感!
参考リンク・一次情報
- 金融庁「NISA特設ウェブサイト」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
- 国民年金基金連合会「iDeCo公式サイト」 https://www.ideco-koushiki.jp/
- 総務省統計局「家計調査 貯蓄・負債編 2024」 PDF


コメント