家計簿が「続かない」のは意志の問題ではない
「三日坊主で終わってしまう」「細かく入力する時間が取れない」──家計簿が続かない理由として真っ先に挙がるのはこの2点です。金融広報中央委員会の調査でも、家計簿の挫折理由は「手間がかかる」「効果がわからない」が上位に挙がっています。
私はかつて“完璧主義”に陥り、「レシートを1円単位で打ち込む」「毎日必ず記録する」という高すぎるハードルを自分に課して撃沈しました。そこで発想を転換し、家計簿を“行動を決める資料”と捉えるようにしました。
忙しくても私が家計簿を続けられる3つの工夫
1. 毎月「1日だけ」集中的に入力
月初の土曜午前を“家計簿タイム”と決め、前月分を15分でまとめて入力しています。毎日数分よりも精神的に楽です。
2. Excel+アプリの二刀流で自動化
クレカ決済を徹底。クレカ・口座明細はCSVでExcelに集約。手入力を減らすことで継続ハードルを下げました。
3. “振り返り”をセットにする
記録が終わったら、固定費比率や支出トピックを3行メモするだけで振り返り効果が段違い。実際の家計簿公開はこちらで確認できます。
家計簿が習慣になると見える“変化”

▲ 3月から5月にかけての収支推移を可視化。4月は唯一の赤字月。

- 食費や通信費の偏りに自分で気づける
- 総資産推移を可視化し、不安より安心感が増す
- 家族にも共有しやすくなり、節約の協力が得られる
たとえば5月の家計簿では「固定費56%」という結果を認識したことで、家庭内での意識が大きく変わりました。
続けるための環境づくり|仕組みで回す
私は「家計簿を継続するルール」を以下のように設定しています:
- 週1だけ家計簿を開く
- 入力漏れは翌月にまとめて調整
- 月初にGoogleカレンダーでリマインダー通知
- フローチャートで家計簿の流れを1枚で可視化


▲ 仕組みを明確にすると、家計簿は“習慣”になる
まとめ|家計簿は「行動」を変えるためのツール
- 記録より判断材料として活用する意識が大切
- 仕組みをシンプルにすれば、月1でも継続できる
- 家族や投資行動への好影響も見込める
「いつ・どのくらい・なぜ家計簿をつけるか」を明確にし、通信費削減のような次の行動につなげましょう。
数字が見えると、将来への不安が「コントロール可能な課題」に変わります。投資と家計のバランスも視野に入れて、40代こそ“数字と対話する習慣”を身につけたいところです。
※本記事は筆者の実体験に基づく個人的見解であり、資産運用や節約手法を推奨・保証するものではありません。


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